提督 Admiral 2014 9 29

 多くの日本人は、靖国神社のことをどう思っているのでしょうか。
アメリカとの戦争に負けたので、否定的な感情を持っているかもしれません。
 しかし、どんな戦争だったにせよ、
国のために戦って死んだ兵士を慰霊するのは、国民の義務です。
 あの戦争で死んでいったのは、若い兵士たちでした。
「みんな、靖国神社で会おう」と言って、勇敢に戦い、死んでいったのです。
そんな兵士たちを慰霊するのは、人間として自然な感情でしょう。
 昔、こんなことがありました。
海軍大将だった東郷平八郎を祀る神社である東郷神社を参拝した時、
私は、確かに、聞いたのです。
「毛唐」という言葉が私に向かってきたのです。
 この言葉は古い言葉で、今では使われていませんが、
昔の人は、外国人のことを「毛唐」と呼んでいました。
 提督が、私の霊的な姿をどう見たのかはわかりませんが、
私は、日本の田舎で、日本人の両親から生まれたのです。
 そういう経験がありましたが、
私が靖国神社を参拝した時は、拒否されることはありませんでした。
スムーズに参拝が終わりました。

日本神道 Shinto religion 2004 4 7
 現代の日本人は、神道について知らない人が多くなりました。
また、外国人にとっては、どのような宗教か、興味があるでしょう。
 旧約聖書に創世記があるように、
神道にも天地創造の話があります。
 天地創造の後、
タカマガハラ(高天原)に現れた神が三人います。
アメノミナカヌシノミコト(天御中主命)
タカミムスヒノミコト(高御産巣日命)
カムムスヒノミコト(神産巣日命)
 旧約聖書では、
アブラハム、
イサク、
ヤコブと連想するでしょう。
 さらに、神道には、女神が登場します。
アマテラスオオミカミ(天照大神)
 西洋の世界では、
聖母マリアを連想するでしょう。
 神道には、もう一人、女神が登場します。
その女神とは、ヒムカ(日向)です。
 このように、神道においては、
男性の神だけでは、「調和」や「優雅さ」、
そして「美しさ」というものが表現できませんので、
女神が、重要な役割を果たしているのです。
 日本の国を表現する時、
「秩序」、「調和」、「優雅さ」というものがあるでしょう。
こうした大和心を、女神が表現しているのです。



































































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